就職後の定着支援、始めました。
「定着支援」とは、障害のある方が就職後に安定的にその職場でお勤めができるようにするため、「業務面」と「生活面」の両面からサポートしていく福祉サービスです。
その職場で長く仕事を続けたいというご希望をもちながら、それがかなわない時、職場環境や生活リズムなどの問題が浮かび上がってきます。
問題解決のために、ご本人との面談はもちろん、必要があれば、ご家族、雇用側の上司や同僚の方々、医療機関や自治体などの社会的リソースとも連携して助言したり、支えていくことが「定着」「支援」です。
よくあるご質問
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定着支援とは、どんな人が使えるサービスですか?
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就労定着支援を利用できるのは
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① 就労移行支援(あるいは生活介護、自立訓練、就労継続支援)を利用して就職したひと
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② 現在も働いていて、就職してから6ヶ月〜3年6ヶ月のひと
この①と②を両方共満たす人です。
障害者手帳をお持ちでない場合でも、福祉サービスの利用を経て一般就労された方であれば、ご利用が可能です。
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利用したいのですが、どうすればいいですか?
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就職前に利用していた支援事業所と就労定着支援事業所は同じでなくても問題はありませんが、就労移行などをご利用された時と同様に、お住まいの自治体窓口で受給者証の申請を行っていただく必要があります。
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費用はいくらくらいかかるのですか?
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ご本人の前年の収入や利用する事業所により、自己負担額の有無や金額は変動するため、詳しくはお住まいの自治体窓口もしくは利用をお考えの事業所にお問い合わせください。
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どんな悩みをきいてくれるのですか?
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( 例 )
- ・ 職場の上司が障がいに対して理解がなく、ストレスで夜眠れなくなってしまった。
- ・ 職業についた途端に生活リズムが激変し、服薬さえも忘れてしまいがち。
- ・ 電話に出ることが大変に苦痛だが、誰もわかってくれない。
- ・ 薬のせいで仕事中に眠くなってしまうことがあり、つらい。
- ・ 仕事にいくだけでくたくたになり、家事ができない。
- ・ 給料が入ると無計画に使い、すぐにお金が無くなってしまう。
こんなお悩みやお困りごとを一人で抱え込まないで、支援者に相談しましょう。経験豊かな専門家が親身にになって聴いてくれます。指導や助言を得たり、場合によっては職場の上司やかかりつけ医や医療機関へ繋げてくれます。
ご利用の流れ
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ご本人がお住まいの自治体にサービスの利用と「障害福祉サービス受給者証」を申請する
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計画相談支援事業所などで「サービス利用計画を」作成し、自治体に提出する
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利用が必要かについて自治体が審査する
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審査の結果、利用できるかが決定
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障害福祉サービス受給者証を受け取る
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サービス提供事業者と契約する